Archipelagos Diary

伊豆諸島最南端、日本で小さい村・青ヶ島の太鼓打ちが綴るLIFE&DAYS

今年も牛祭り前夜祭開催!!

1年ぶりの更新!今年も8/9「牛祭り前夜祭」が行われます!

 牛祭りは村役場担当による実行委員会主催により開催されますが、前夜祭ステージは地元・青年団をはじめとする若手有志と、「青ヶ島還住太鼓」のメンバーによる「故郷夏をたのしもう!」という積極的ボランティア参加によって行われます。

 本年は恒例の花火大会が8/9前夜祭の午後8時半打ち上げ予定になり、花火までの夕方5時~8時の3時間に牛祭りを賑やかす前夜祭ステージを行う予定です。

 

青ヶ島還住太鼓」は今年も“太鼓神輿”でオープニングを飾ります。そして青年団青ヶ島中学校音楽部BAND、サックスアンサンブルSAXPHONESなど地元で音楽に親しむみんなによる演奏が続きます。

https://www.facebook.com/photo.php?v=730472366995521&l=2231375120623059293

 

大トリには昨年の浜見舞に続き、その祝祭的グルーブで日本各地のフェスを席巻しているセレモニーバンド・SUNDRUMの中心メンバー3人によるユニット、“SUNDRUM打舞”が駆けつけてくれることになりました。


2014.05.21 SUNDRUM 打舞(DUB) at nostyle shibuya - YouTube

 6月・韓国へのロングツアーを経て、アジアを繋ぐグルーヴが一層深まったSUNDRUMは、日本国内で開催される世界的なアートフェス・横浜トリエンナーレでも韓国のアーティスト「noridan」と共にオープニングアクトを務めるなど、国境を越えたより多彩な活動を展開しています。


SUNDRUM 燦々難破節 (33ナンパ節) - YouTube

 

普段、島で生活しているとよくもわるくも小さなコミュニティーの中だけの価値観で生きることになります。島ならではの誇るべき価値観・関係性があることも大切なことですが、孤島の島人にとって多くのひとが島を訪れたり懐かしいひと達が帰省してくる夏の時期は、新しい視点をみつけたり、自分たちの暮らしを再確認する絶好の機会です。多くのひとが集まり、開放的でオープンな雰囲気が感じられるこの牛祭りの時期に、裸一貫で世界を旅するアーティストに触れることで、特に子供たちに何か感じ取ってもらいたいと願っています。

 

島の祭りというと、ただ1日中大人たちが酔っぱらっているどうしようもない光景しか最近の子供たちは見てこなかったのではないかと、個人的にはおもっています。それはあんまりにも情けなさすぎる!

 

1年に1度、大人がドンゴしょいになって真剣に遊んでる姿を子供心に焼きつけるのが“祭り”だと僕はおもっています。僕のまぶたには今は亡きハンケしょいなおじいさんおばあさん達の狂喜乱舞の島踊りの姿が焼きついているからです。

 

時代柄なのか、大切なことへの無理解や世知辛い世の波はこんな離島にも押し寄せています、、しかし、太鼓がある限り、叩いて!踊って!唄って!吹き飛ばしましょう!!

 

Hamamimai-浜見舞-&Yoshio Okuyama-奥山善男-&Satoshi Arai-荒井智史- - YouTube